iHerb入門。使い方や注意事項

マンガ・iHerb入門

 海外サプリを買うならiHerb

 しかしながら、海外通販個人輸入と聞くと、どうしても抵抗感を持ってしまう人もおられることでしょう。

 なんだか難しそう、ちょっと怖そう……未経験であれば、そんな印象が、どうしても心の内に生じてしまうからです。

 ですが少なくともiHerbを使うにおいては、そのような心配は無用です。普通のネット通販とほぼ同じようにお買い物が楽しめます

 今日は何よりそのことを分かってもらうために、iHerbの利用方法について解説していきます。

 もちろん海外通販におけるちょっとしたコツ、注意事項などがあることにはあります。それについても詳しく学び、安心してiHerbでお買い物を楽しみましょう。

iHerbってどんな会社?

iHerbってどんな会社?

 改めてiHerbについて説明しましょう。

 iHerbは世界最大級のサプリ・健康食品通販サイトです。

 アメリカの会社ですが、海外の顧客への個人輸入にも対応してくれます。

 海外通販のショップというだけなら、おなじみ楽天やAmazonにもたくさんあります。そういうお店の場合、楽天・Amazonのアカウントを使い、それらを介して金銭のやり取りができますので、気軽に利用することが可能です。

 一方iHerbは専用のアカウントを作らなくてはならないので、ちょっと敷居が高いかも知れませんが…………それでも当サイトはiHerbをオススメします。

 他のショップにはないiHerbのメリット―――それはなんといっても品揃えの豊富さです。

 他にも価格・信頼性・利用のしやすさなど、同業他社とは一線を画すクオリティを誇っているのです。

 iHerbの最大の売りはサプリと健康食品だけど、その他にも様々な商品を取り扱っているよ。

  • 化粧品や美容製品(特に大人気!)
  • 入浴剤などのバス用品
  • 洗剤や芳香剤などの日用家庭製品
  • ハーブや調味料
  • 日持ちする食材(お菓子・缶詰・コーヒー・ココア・お茶・はちみつなど)
  • 子供用おもちゃ

 それらジャンルの、日本ではあまりお目にかかれない海外製品を探してみるのも、また楽しいことだよ。

iHerbのカンタンお買い物ガイド

iHerbカンタンお買いものガイド

 それではさっそくiHerbに行ってみましょう! 下の青文字リンクをクリックしてください。

必要ならサイトを日本語化しよう

 そうしてうまく、きちんと日本語表示になっているサイトにたどりつけたならOK! この項目を読む必要はありません。

 ですがもし、英語ばかりのページに行ってしまったとしたら……?

 その解決法を解説しましょう。

 日本からiHerbにアクセスした場合、基本的には日本語化されたサイトである「https://jp.iherb.com」に接続するようになってるよ(jpが日本の意だね)。

 けどまれに、「https://jp.iherb.com」ではなく、本家米国の「https://www.iherb.com」のほうに行ってしまうこともあるよ。

 そういうときは画面の上の方を見よう。下の画像のような感じになっていると思うので、赤丸のところをクリックしよう。

iHerb言語変更

iHerb言語変更

 すると国・言語・通貨の設定画面が出るので、国を「Japan(日本)」に設定しよう。

iHerb言語変更

iHerb言語変更

 そうするとそれだけで、言語も「日本語」、通貨も「¥」に変わるよ。

 最後は「設定を保存(Save Preferences)」ボタンをクリックすればOK。接続先のアドレスも「jp.iherb」のほうになっているはずだよ。

お問い合わせも日本語OK!

 ちなみに日本語OKなのはサイトの表示だけではありません。

 iHerbには日本語がわかるスタッフの方もおられますので、日本語での問い合わせも大丈夫なのです

 何かわからないことあれば、メールで気軽に問い合わせましょう。

 届いた商品に不備があった場合などにも、丁寧に対応してもらえます。

 上記のページにお問い合わせフォームがあります。

 また「よくある質問」コーナーもあるので、チェックしてみましょう。

お買い物の基本的な流れを学ぼう

 無事日本語版iHerbに来れました。早速お買い物を楽しみたいところですが、どうすればいいでしょう。

 これに関しては特に説明の必要もないくらい「普通」です。

 通常のネット通販と同じようにやってもらえればOKです。

  1. 欲しい商品をカートに入れる。
  2. 買いたい商品をすべてカートに入れたら、カート画面から決済画面に進む。
  3. 初回利用なら、アカウント作成のため、住所(国を含めて)、氏名、連絡先、そしてクレジットカード番号などを登録する。
  4. 注文内容、登録情報に間違いがなければ注文確定!

 もちろんよりお得にお買い物するためのコツ、また個人輸入に関してのちょっとした注意事項もありますので、次項以降で説明していきます。

iHerbのお得な利用方法について学ぼう

iHerbお得な利用方法

 ここからはただでさえリーズナブルなiHerbをよりお得に、損なく利用するための方法をお伝えしていきます。

iHerbの送料は? $40-以上で送料無料!

 ところでiHerbでお買い物をした場合、送料はどうなるでしょう?

 なんたって海外から商品が送られてくるのですから、高そうに思われるかも知れません。

 その予想に反し、iHerbの送料は決して高くはありません。商品によって違いがあるので一概にはいえませんが、大抵はせいぜい400〜800円くらいです。

 国内通販の送料とそう変わらない―――いえむしろ安い部類に当たるでしょう。

 さらにはネット通販おなじみ、まとめ買いで送料無料サービスもあります。

 $40-(為替ルート次第ですが¥4000〜¥4500くらい)以上のお買い物をすると、海外から発送されるというのに、送料無料になるのです

 せっかく海外から商品を取り寄せるのですから、ある程度はまとめ買いしたいところ。$40-くらいなら、案外あっさりと送料無料ラインに乗ることができるでしょう。

 ちなみにiHerbは発送も迅速

 アメリカから送ってくるというのに、早ければ3日! 大抵は7〜10日くらいで自宅に届きます。

 商品が届く期間は状況によって異なります。

 基本、iHerbは迅速な発送をしてくれますが、航空会社や税関等の問題で時間がかかってしまう場合もあるのです

 そういうときはやむを得ないとあきらめ、気長に待つようにしましょう。

誰かの紹介コードを利用してお買い物しよう

 続いてはまさに「やらなきゃ損!」な話ですが、初回購入の場合、誰かの紹介コードを利用して買い物すると割引特典が得られます

 紹介コードとはiHerbの会員になるとみんなが貰えるものですが、それを埋め込んだ商品リンクを介して買い物すると、初回購入者は安く買え、紹介コードの持ち主は宣伝ポイントが貰えるのです。

 例えば当サイトの紹介コードは「WJL4394」で、サイト内のiHerbリンクのほとんどにそのコードが埋め込まれているため、それらをくぐれば自動的に初回割引が得られます。

 また紹介コードの持ち主にも利益となるので、好きなブロガーさんやサイト主さんがiHerb商品を紹介していたりするなら、そのサイト内リンクから購入することで支援にもなります。

 紹介コードは、すべからく使うべきです。

 こちらの紹介コード割引制度については、iHerbの中でも特によく規約が変わります

 割引は初回のみだったり、かと思えば「いつでもOK!」になったり、割引率も5%だったり10%だったり……。

 もし「ここに書かれてあることと違う!」「不明な点がある」というようなら、公式サイトの情報も参考にしてみましょう。

特別な割引コードを利用して安く買おう

 なお紹介コードはリンクを通る他にも決済画面で入力する方法もあります。

 下の画像を見てみましょう。

iHerb割引コードフォーム

 「プロモコードまたは紹介コードを入力」という欄がありますが、ここに試しに「WJL4394」を打ち込んでみましょう。

 入力し「利用する」ボタンを押して、下の画像のようになったらOKです。

iHerb割引コードフォーム

 紹介リンクを通ってiHerbに来た場合は、打ち込む必要はなく最初から紹介クレジットが適用されているはずですが、それを確認したい場合もここを見ると良いでしょう。

 さてiHerbでは期間限定で特別セールをやっていることが多く、そのときには専用の割引コードを必要とすることもあります。

「SUPER15」とか「HARU10」とか、やはり半角英数字のコードになります。

 専用の割引コードをどこでゲットするかですが、iHerbのトップページ等に表示されている場合もありますし、iHerbからのメールを受け付けているならそこで教えてもらえたりします。

 それらを使いたい場合も、同じく割引コード入力フォームにて入力・確認しましょう。

 コードを打ち込むときは以下の点にご注意ください。

  • 半角英数字で入力
  • 前後にスペース等が入らないようにする

 逆にいえばもしうまくいかない場合、打ち込んだ文字が全角だったり、無駄なスペースが入っていたりすることが多いです。

“個人輸入”の注意点

個人輸入の注意点

 ここからは海外通販すなわち個人輸入の注意点について解説していきましょう。

 ちなみにより詳しく正確な情報が欲しい方は、下記のサイトの方も覗いてみてください。

注文金額を¥15,500-以内にしておこう

 個人輸入の注意点について一番よく言われることは、注文金額を¥15,500-以内(くらい)にしておこうということです。

 それを超えるとどうなるか―――いわゆる関税の対象となり、配達時にそれを支払うことになるのです。余計なお金がかかります。

 正確には¥16,666-以内ならOKなのですが、注文時と税関通過時の為替レートが同じとは限りません。

 余裕を持って¥15,500-くらいに留めておくのが無難でしょう。

 ちなみにiHerbでは一度の注文で高すぎる金額になった場合、

「運送会社価格上限を超えている」

 という理由で注文が通らなくなるよ。

 関税がかかるような状況にならないようにする配慮だけど、完全じゃない場合もあるので自分でも気をつけておこう。

iHerb価格上限

連続で注文するのはやめておこう

 毎日のように連続で注文するのもやめておいた方が無難です。

 前項で述べた買い物は¥16,666-以内ルールにつながる話ですが、複数口で買い物した場合、一口の買い物とみなされて「¥16,666-以上なので関税の対象」となる可能性もあるのです。

 送料無料+関税の対象外にあたる価格の範囲内で何個口も買い物し、関税がかからないようにしよう! というアイディアを思いつくかもしれませんが、 税関通過時に一緒だとみなされるとやはり関税がかかってしまうのです。

 じゃあどのくらいのスパンで注文していいのかという話ですが、3~4日くらいなら問題ないといわれています。

 余裕を持って一週間くらいおけば十分でしょう。

“食品”の総重量は10kgまで

 また一度に買う“食品”の総重量が10kgを超えるようだと関税の対象になります。

 ちなみのこの“食品”には サプリも含まれます。

 サプリを買うなら10kg以上になることなんてそうそうないでしょうが、例えばプロテインだとか大容量のシリアルだとか、大瓶の蜂蜜だの調味料だのを注文するとオーバーの可能性もあります。

 iHerbの場合やはり「運送会社の重量制限を超えている」という形でストップがかかるようですが、念のため自分自身でも気を付けるようにしてお来ましょう。

iHerb重量上限

 なお砂糖や甘味料、蜂蜜はまた特別な関税の対象となる場合もあります。

 くわしくは下の引用文と元サイトをご覧ください。

重量や数量にかかわらず、砂糖や甘味料(メープルシロップ、アガベネクターなども含む)を輸入した際には、関税やその他の税が日本税関より徴収されます。砂糖や甘味料の重量が1kgを超えた場合には、関税やその他の税が課せられる上に、 さらに日本税関により追加書類の提出が求められます。更なる詳細は、 ここからご確認下さい。

Raw Honey(生蜂蜜)は、注文金額が免税の範囲を超えた場合 (15,500円 以上)、 50%の関税がかかりますので、ご注意下さい。

以上の商品を注文された場合、税関審査の対象となる場合があり、通関手続きにお時間がかかる事がございます。

配送情報:日本 – iHerb

サプリは基本2ヶ月分まで

 サプリは一種類に付き2ヶ月分の容量までにしないと税関でケチがつく…かもしれない、といわれています。

 なんとも曖昧ないいかたなのは、実際のところ飲み切るのに数ヶ月かかるようなサプリを注文しても問題なく届くし、なにかのトラブルになったという話も聞いたことはないからです。

 ただそういう話もあることはあるので、あまりに過剰な注文はやめてお来ましょう。

 買ったサプリが思ったものと違ったり必要なくなったりすることもあります。ほどほどに買うべきです。

 ただ品物によっては、税関規制によって一度に注文可能な量が明確に決められている場合もあるります。

 下のリストをご覧ください。

1か月分まで

  • 7-Keto
  • 7-Keto-DHEA

2か月分まで

  • メラトニン
  • ヨヒンべ
  • 5-HTP
  • カフェイン
  • タウリン
  • ヨウ素カリウム

その他

  • ケルプで特別に許可が下りたもの → 1ヶ月に14個まで購入可能

 これらを大量に注文してしまうと、税関にて没収されてしまう可能性もあります。

 iHerb側でもそういうトラブルを防ぐため、下の画像のように注意を促し 注文が通らないようにもしてくれますが、やはり自分自身でも気をつけることが大切です。

iHerb数量制限注意事項

化粧品は一品目24個まで

 化粧品のたぐいは 一品目につき24個まで、とされています。

 品目とはなんのことか―――という話ですが、「化粧品」がメインカテゴリとするなら その下に来る「サブカテゴリ」という感じでしょうか。

 厚生労働省の例によれば 「口紅の場合、ブランド・色等に かかわらず24個以内」とあります。口紅なら24個まで買えるわけです。

 ただ自分では異なる品目だと思っても税関では「これらは同じ品目」と 見なされてケチが付く可能性もあるので、やはり化粧品購入もほどほどの量に抑えておくべきでしょう。

 例えば石鹸はリキッド、固形、洗顔用などまとめて同じ「石鹸」品目と見なされるよ。

 あくまで個人輸入であることを心得、個人が数ヶ月で使う程度の量を注文するようにすれば、そうそうオーバーすることもないだろう。

輸入禁止品を一応覚えておこう

 さきほど1〜2ヶ月分までしか買えない商品について説明しましたが、もっとはっきり「個人輸入不可!」とされている品物もあります。

 下のリストをご覧ください。

  • ケルプ
  • フーディア
  • アロエベラ以外のアロエ
  • バニラ
  • 穀物
  • ナッツ
  • 種子
  • 生豆
  • ヘンプ(麻)を含む製品
  • ペット製品
  • 肉製品(ジャーキー、エキスを含む)
  • 乳製品
  • DHEA
  • その他禁制成分の含まれた食品または飲料
  • etc.etc

 結構たくさんありますが、やはりiHerbではそういう商品は日本からは注文できない(サイト上に掲載もされない)ようになっているはずですので、そんなに心配しなくても構いません。

 ただ上記の品々について「そういうのもある」くらいには覚えておきましょう。

定期的に調べたり勉強したりしよう

 iHerbの規約ややり方は、案外しばしば変わります。

 場合によっては税関関係や個人輸入の法律も変わることだってあるでしょう。

 この記事の内容も、変更があるたびに更新するつもりですが、ご自身でも定期的に調べたり、勉強したりましょう。

 たまにiHerbの「配送情報:日本」をチェックするようにすると良いでしょう。

ほどほどかつ賢明に、気軽にお買い物をしよう

iHerbでかしこく気軽にお買いもの

 長々と注意事項を述べてきましたが、実際のところ筆者自身は関税を取られたことも、なにかのトラブルにあったこともありません。

 それはやはりiHerbがその手のトラブルが起きないよう、様々な工夫や配慮をしてくれているからです

 もちろん様々な知識があったほうがより安心してお買い物できますが、そんなに気張ることもありません。

 気楽に賢く、お得なお買い物を楽しみましょう。