青汁の健康効果を学ぼう

マンガ・青汁の健康効果

 きょうは天然の植物性健康成分のかたまり―――青汁について学びましょう。

 青汁を飲んで日々の野菜不足を解消……できるでしょうか?

青汁は野菜の代わりになる? ならない?

青汁は野菜の代わりになる?

 まずは青汁を語るにおいてよく語られるテーマ―――青汁は野菜の代わりになるのかどうか、について考えてみましょう。

 青汁は野菜の代わりにはたしてなるのか……結論からいえば、多少はなります。

 青汁には一般的な野菜にも含まれる栄養素が多く含まれているので、確かに野菜不足をフォローしてくれるものではあります。

 けれどもやはり完全ではありません。理由としては加工により繊維質が減少していることや、酵素の類が失われていることなどがあげられます。

 青汁飲んでれば野菜を食べなくてよいわけではない、普通の野菜でしか得られないものもあるということだ。

 青汁に使われている野菜は、我々が普通に食べている野菜とは異なる種類のもの。

 特定の野菜でしか得られない栄養素というものもあるので、やはり普通の野菜も食べるべきなんだ。

 野菜もしっかり食べる。青汁も適切に飲む。それこそがベストと考えよう。

青汁に期待すべき効能。腸内フローラへの作用や特別な有効性

青汁で腸内フローラを多様化しよう!

 では野菜不足のフォロー以外に、青汁に期待できることはなんでしょう。

 そのポイントは青汁が我々が普段食べているものとは異なる野菜で作られている、という点にあります。

 腸内フローラという言葉は聞いたことがおありでしょう。

 我々の心身の健康全般を支える腸内の細菌群のことですが、青汁はそれを活性化させることが期待できるのです。

 腸内フローラはそれを構成する菌の種類が多ければ多いほど良いといわれ、その菌の種類を増やすためにはさまざまな種類の野菜を食べるのが有効とされます。

 つまりありふれた野菜に加え、青汁で通常は食べない野菜を摂取することにより、腸内フローラの菌の種類を増やせると考えられるわけです。

 また青汁の材料となる野菜でしか得られない特別な効能もあります。

 例えば以下のようなものです。

  • ケール → コレステロールや血圧を改善。快眠を促す。
  • 明日葉 → 内臓脂肪を減少させる。
  • 大麦若葉 → 血糖値の上昇抑制。糖尿病の予防。
  • よもぎ → アレルギーの改善。
  • 桑の葉 → 血圧の上昇を抑える。

 青汁の特別な効能で、様々な体調不良の改善が期待できるのです。

心身を元気にしてくれるおすすめ青汁

 「まずい、もう一杯!」のキャッチフレーズで有名となった青汁ですが、それもいまはむかし。

 いまの青汁の多くは味の良さと飲みやすさを重視したものとなっています。

 また青汁以外にも様々な健康成分を配合したものも多くあります。

 いろんな商品があってそれぞれ個性があるので、よく調べ、自分に合っている青汁を選びましょう。

ドクターベジフル青汁 – 21種類の野菜から生み出された完全無添加青汁

ドクターベジブル青汁
Photo by ドクターベジブル青汁

 ドクターベジフル青汁は、青汁の基本たる大麦若葉、ケール、桑の葉をはじめとした21種類もの野菜で作られた豪華な青汁です。

 原材料の種類の他は、完全無添加が売り。

 甘味料・化学調味料・着色料などは一切使われておりません。

 原材料はすべて九州産。「野菜屋さんが本気でつくった」野菜嫌いな人でもゴクゴク飲めちゃう青汁です。

神仙桑抹茶ゴールド – お茶屋さんがこだわりを持って作った桑の葉メインの青汁

神仙桑抹茶ゴールド
Photo by 神仙桑抹茶ゴールド

 神仙桑抹茶ゴールドは、福岡・八女のお茶屋さんがつくった、桑の葉に緑茶、シモンの葉による青汁です。

 お茶屋さんが独自の製法でこしらえただけあって、とってもおいしく飲みやすいと評判です。

 各原材料には無駄な糖分をブロックする作用、抗酸化作用や脂肪を燃焼する作用、お通じや代謝をよくする作用が期待できるといわれています。

 注目の青汁・健康茶です。

GOKURICH – 野菜・フルーツ・BCAAにサイリウムハスク

GOKURICH - ゴクリッチ
Photo by GOKURICH

 GOKURICHは多くのフルーツを使用したおいしく飲める青汁で、その他にもたくさんの美容成分、健康成分が含まれています。

 置き換えダイエットにも超有効。その秘密はBCAAとサイリウムハスクにあります。

 BCAAは体にとって大切なアミノ酸。

 サイリウムハスクは水分を吸って大幅に膨らむ食物繊維。

 これらふたつがおなかを満たし、食欲を満足させてくれるのです。

青汁パワーで毎日をイキイキ過ごそう

 青汁に関して注意すべきことは、青汁の原料となる野菜には成分や薬効が「強い」ものも多いので、飲みすぎないように気をつけるという点。

 あと特定の病気の人にははっきりと害になる場合もあるという点です。

  • 腎臓疾患で、特に人工透析を行っている人は青汁のカリウムを排泄し切らないので有害となる可能性がある。
  • 心臓や血管に病気があり「ワーファリン」を服用している人は、青汁のビタミンKが薬の効果を弱くしてしまう。
  • ニューキノロン系抗菌剤についても効果を弱める可能性がある。

 なんにせよ幅広い野菜類を摂取するのが健康の元。

 野菜+青汁で日々の健康をバージョンアップしましょう。